里親 制度の歴史-5 

●机もトイレもない学校
水を配ると同時に、井上さんは教育の必要性を説いてまわり、小学校に通わせて欲しい
と親の説得も続けている。付近の村の小学生の就学率は20%。教育を受ける機会がないと、標準語であるインド
ネシア語が話せない。バリ語を話す村人は、こんなことからも、外界から閉ざされた生活
を余儀なくされていたのだ。「問題は学校に通えない子どもたちだけじゃないんですよね。学校はぼろぼろ。机も椅
子もない。床も抜け放題。その床に座って授業を受けているんですね」
井上さんの訴えに応じてくれた日本の里親さんの寄付で、ホテルのスタッフと一緒になって机と椅子を
手作りし、半分の経費で2倍の数を届けた。穴の空いた床を修繕し、黒板を黒く塗って後ろの席からも見やす
くした。トイレはどの学校にも設置してあるが、水がないのでゴミ溜め状態。機能していないのだ。
水がないということの現実の一つである。
2020年にはどこの学校も綺麗になりました。
 
学校の校舎です。     
  ノートと鉛筆を贈呈   
お客様の寄付で机と椅子を寄贈